あの日食べたバターライスの不味さを僕達はまだ知らない。(実写版)

We still don't know the distastefulness of the butter rice we ate that day. (live-action version)

僕等がいた

NANAのほかにもう一つ毎週欠かさず見てるアニメが僕等がいた。今週最終回。漫画で言うと8巻の所で終わり。
内容はとにかく煽情的。全部が全部計算というわけではないんだろうけど、上手いこと感情を煽り立てて擬似感動体験をさせるような感じ。って何か物凄い悪意こもってるような・・・。それなりに好きだから毎週欠かさず見てるわけだけど。自己分析すると、こういう形で激情にかられると自分のその高ぶった感情に冷水を浴びせたくなる、みたいなところがあるのかも。基本的には穏やかなトーンでまったり感もあって好きな雰囲気だし、たまに寒い台詞が飛び出す以外これと言って嫌いな所はないんだけど。あと、エンディングのナレーションが印象的。漫画と混同してるかもしれないけど「永遠はあるよと言った17歳の彼を今でも思い出すのは・・・」みたいなの。あれは汚い。あれに結構ぐらつかされる。
と、そこそこ長々と書いてきたくせにここまではどうでも良くて、一番重要なのはエンディング曲。何曲かあって挿入曲としても使われてるんだけど、そのうちの4曲(多い?)が特に好き。なので紹介します(無意味にランキング形式で)。

1位:メリーゴーラウンド
アニメを見た後で漫画も読んだけど、漫画でも竹内が七美のところに走る場面で「ぼ〜くら〜は〜〜〜ひ〜たは〜し〜る〜」って頭の中で流れたくらいでアニメにすごくマッチしてる。疾走感があって、抑揚があって高揚感もあって単純に曲としても良く出来てる。
2位:言葉
これはやっぱり煽情的。「せつ〜なく〜て〜〜もどか〜しく〜て〜〜」ってところとか。穏やかな中の煽情。少なくとも終盤の展開の中では象徴的な曲といっていいかも。
3位:ふたりの季節が
4位:好きだから
曲の良し悪しじゃなく、思い入れって点ではふたりの季節がが一番好きかも。80年代まで行かないにしてもちょっと古臭い感じ。だけどそこが逆にいい意味でアニソンらしい感じがしないでもない。好きだからは曲の良さは上位2曲に引けを取らない。ふたりの季節が、好きだからに共通してるのは歌詞が微妙。両方とも同じ人が書いてて、男が書いてるっていうのが意外だった。センスはかなり好きなんだけど言葉の乗せ方が下手。無理矢理音数を合わせてたりして。情感は良いけど、語法、整合性にちょっと問題がある。素人なんだか玄人なんだか若いんだか年取ってるんだか分からなかったけど、調べてみたらアニメの監督さんだった。

僕等がいた - Wikipedia