あの日食べたバターライスの不味さを僕達はまだ知らない。(実写版)

We still don't know the distastefulness of the butter rice we ate that day. (live-action version)

ジミー・ジョンソンとシル・ジョンソン

 ジミー・ジョンソンとシル・ジョンソンの兄弟が相次いで亡くなった。自分はどちらもそれほど聴いていないけど、知っている範囲のことを書いておく。

 ジミー・ジョンソンはコンピレーションのLiving Chicago Blues Vol.1に4曲収められていて、パーシー・メイフィールドのMemory PainをかっこいいリズムでカバーしたServes Me Right To Sufferが出色。このコンピにはほかに、アン・ピーブルズがオリジナルでアルバート・キングもカバーしているFeel Like Breaking Up Somebody's Homeなどが収められている。

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 ちなみにこのLiving Chicago Bluesは70年代のシカゴブルースを収めた優れたコンピでVol.4まで出ている。60年代にはChicago/The Blues/Today!という似たようなコンセプトの全3枚のコンピレーションのシリーズがリリースされている。

 シル・ジョンソンはハイレコードでの1枚目のアルバムBack For A Taste Of Your Love('73)が代表作とされている(少なくとも日本では)。手始めに聴くならこのアルバムからがいいだろう。その前のトゥワイライト時代はハイ時代には無くなってしまう荒々しさやダークさがある。82年のMs. Fine Brown Frameも捨てがたい。ブルース系の曲はやや退屈な気もするけど。

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