あの日食べたバターライスの不味さを僕達はまだ知らない。(実写版)

We still don't know the distastefulness of the butter rice we ate that day. (live-action version)

300円のお買い物

 アマゾンでebenezer obeyで検索したら300円のアルバムがあったので買った。タイトルは"Evergreen Songs Original 11"で何枚も出てるコンピレーションの一枚らしい。20分程度の曲が全3曲入ってる。この程度の長さの曲が片面に1曲ずつ入ってるという構成のLPが多いらしい。『ポップ・アフリカ800』に挙げられてるebenezer obeyのアルバムは"eda to mose okunkun"(1977)一枚のみ。表題曲が例の通り20分程度の曲で、併録の"kini a ti ma se aiye yi si"が"evergreen songs original 11"に収められている。

 youtubeで聴いてたらおすすめがebenezer obeyだらけになった。

 "eda to mose okunkun"はギター×3、打楽器×4(うち一つはベースの代わりみたいな感じ。他の曲も同様)とリードボーカルにコーラスという編成になっている。ギターもリズム楽器と呼ぶべきものなので、7人でリズム楽器を演奏してて、ボーカル以外はすべてリズム楽器ということになる。

 "evergreen〜"に収められてる曲は"odun keresimesi"、"oya ka jo jo"がギター×2、打楽器×3で"kini a ti ma se aiye yi si"はギター×2、打楽器×4かな?"kini〜"は左の打楽器の音がちょっと聞こえにくい。
 アマゾンの試聴はモノラルなので編成はかなり分かりにくいと思う。

 最後になっちゃったけどebenezer obeyについて。ebenezer obey(エベネザー・オベイ)はナイジェリアのミュージシャンで、king sunny adeと並んでジュジュと呼ばれる音楽の代表的存在。"chief commander ebenezer obey"という名義になっているものが多い。英語版のウィキペディアによると1960年代にデビューしたらしい。ドイツ語版のウィキペディアには100枚以上のアルバムを出していると書いてあるような気がする。
https://en.wikipedia.org/wiki/Ebenezer_Obey

 音楽的には複数のリズム楽器が小忙しくリズムを刻んでる割に牧歌的な感じもするアフリカらしい音楽だと思う。