あの日食べたバターライスの不味さを僕達はまだ知らない。(実写版)

We still don't know the distastefulness of the butter rice we ate that day. (live-action version)

尖閣諸島周辺海域の石油埋蔵量は700兆円に相当する

尖閣諸島の領有権問題は、国連アジア極東委員会が東シナ海の海底調査を行い、一九六九年に、尖閣諸島の周辺海域に埋蔵量豊富な油田がある可能性が高いことを発表したのが発端である。その直後、日本は調査を行い、同海域の海底油田の推定埋蔵量は一〇〇〇億バレルを超えることが判明。一〇〇〇億バレルとは世界第二位の石油埋蔵国イラクの、全油田埋蔵量の合計にほぼ等しく、七〇〇兆円に相当する。
 また、中国は一九八〇年代に独自の調査を行い、尖閣諸島の海底には七〇〇億から一六〇〇億バレルの石油が埋蔵されている可能性が高いとしている。中国にとってエネルギー資源は垂涎(すいぜん)の的であり、島の領有権を虎視眈々(こしたんたん)と狙っているのだ。

山田吉彦『日本は世界4位の海洋大国』(講談社+α新書 2010年)より

 シナは岩を取りに来てるんじゃなくて700兆円を取りに来てるんだな。他にも資源があるだろうし、軍事的な意味もあるのだろうけど。シナに取られないまでも、日本がこの海域の資源を獲得できないことがどれほど国益に反するか。棚上げ論は日本に不利。