あの日食べたバターライスの不味さを僕達はまだ知らない。(実写版)

We still don't know the distastefulness of the butter rice we ate that day. (live-action version)

今日はオーティス・レディングの命日。明日がサム・クックで4日がフランク・ザッパだったかな?オーティスのアルバムのレビューでも書こうかと思ったけど、命日に死んだ人のことをボロカスに書くのもどうかと思って。まぁ気が向いたらそのうちに。
で、そのオーティスがカバーしてるa woman,a lover,a friendのオリジナルどんなだっけなって思って、かなり久しぶりにジャッキー・ウィルソンを聴いた。R&B〜ソウルよりはジャンプ・ブルース的なシンガーで、「もの凄い声量で豪快に力で押すタイプ」って勝手に思い込んでたけど、改めて聴いてみると、押し引きをうまく使い分けてて、「上手」という印象。特にa woman,a lover,a friendで高音域を抑制を利かせて歌うところが見事。所謂ソウルシンガーじゃないからこんな風に歌えるのだろうというのはちょっとアレとしても、オーティスが失敗してるのはうなずける気がする。誰が歌っても上手く行く曲ではないとは思ってたけど、もっと言うなら誰が歌ってもほとんど失敗する曲なのかも。