あの日食べたバターライスの不味さを僕達はまだ知らない。(実写版)

We still don't know the distastefulness of the butter rice we ate that day. (live-action version)

NAOMIの部屋

 21日深夜に放送されたNHKの音楽番組『NAOMIの部屋』でアニソン特集をやっていて、ワルキューレ水瀬いのりが出演してたけど結構ひどかった。ワルキューレと水瀬はピッチが安定してなかった。
 自分は音程を外さずに歌うことをあまり重視してない。時間をかけて練習すれば誰にでもできることで決定的な差異にはなり得ないので。とは言え、忙しくてまともに準備もできないのなら、無理にテレビに出て歌わないほうがいいんじゃないかとは思った。オタとしてテレビで見られてうれしい気持ちもあるけど。

 水瀬はああ見えてさすがにのどは強くて、明らかに準備不足なのをのどの力で強引に声を出してカバーしてる感じがした。
 ワルキューレは一番かわいい子が結構音外してたな。「絶対零度θノヴァティック」はそもそも歌いこなすのが難しい曲で、それをダンスや振り付けをしながらというのは無茶だったかもしれない。

 大橋彩香はデレマスで大きい舞台に立ってるせいか安定感があった。うまくはないけど。ちょっと古めの曲で歌いなれてるということもあったのかもしれない。
 Aquorsも意外と安定してるなと思ったけど録画を見返してみると口パク?
 南條愛乃の鼻にかかった歌声が大嫌いなのだけど、生歌で変な歌い方をする余裕がなかったせいなのか、普段ほどひどくなかった。

 4月に放送された分も録画してあったのでついでに見てみた。

 南條愛乃はいつも通りの鼻にかかった気持ち悪い歌声。聴くに堪えないのでスキップ。
 i☆Risは地下アイドルの真似事?興味を持てないのでスキップ。

 自分はボーカルに関してはやたらと厳しくて、特に自己陶酔してるのが何より嫌いで、蒼井翔太には嫌いになる要素がそろってるような気がするのだけど、意外と不快感を感じない。ナルシシズムが歌にはあまり漏れ出てないように思う。
 入野自由は何の問題もない。特にうまいわけではないけど肯定的な評価をしてもいいくらい(俺は何様なんだろう?)。何の変哲もないようだけど、世の中に悪いお手本になり得る歌があふれてる中で、変なのに影響されず、丁寧に歌ってる姿勢に個人的には好感を持った。

 早見沙織はさすがに悪くないけどもっとやれるはず。歌は抽象的な表現なので、演技するときのように心を込めて何かを表現しようとしてもあまりうまく行かないと思う。
 ちなみにi☆Ris茜屋日海夏は今放送中の終末のイゼッタ早見沙織と共演しているのだけど、茜屋のツイッターのアイコンが早見と似ている。
 花澤香菜は独特のウィスパーボイスで、敢えて弱々しく歌ってるようには見えないのだけど結果的にそうなっているという不思議な歌声。
 終末のイゼッタのホームページを見てみたら花澤も出演してるみたい。花澤に関してはよくあることなので「花澤も出てるのかよ」というような驚きはない。

 4月に放送された分は時間をかけて作られた感じがするけど、今月のはバタバタとあわただしく作られたような感じがした。