あの日食べたバターライスの不味さを僕達はまだ知らない。(実写版)

We still don't know the distastefulness of the butter rice we ate that day. (live-action version)

漫画

鈴木雅子コミックスリスト(1980年代まで)

タイトル レーベル 発売年月 巻数 帰りこぬ風 セブンティーンコミックス 1976/08 全2巻 王子さまはだぁ~れ!? セブンティーンコミックス 1977/07 麻衣子の秘密箱 集英社漫画文庫 1977/11 ラブ・ホーム・ラブ 集英社漫画文庫 1978/07 ラブステップのぼれば セ…

浅川まゆみコミックスリスト

タイトル レーベル 発売年月 巻数 時の墓標 ANIMAGE COMICS 1981/01 学園騎士 プリンセスコミックス 1982/07 春咲きレッド プリンセスコミックス 1983/04 全2巻 スキャンダル・ナイト プリンセスコミックス 1983/09 ダークブレイン マイコミックス 1984/03 …

漫画家のコミックスリスト

漫画家のコミックスのリストを作ることにした。 Kindle Unlimitedで古い少女漫画を何冊か読んだのだけど、紙版とリンクされてなくてオリジナルの発売年をすぐに参照できないのが不便だったので。 一応方針を示しておく。 紙版のみWikipediaの項目がない漫画…

小室しげ子『Aの悲劇』 1985年

Kindle Unlimitedで古い少女漫画を何冊か読んだ。その中で小室しげ子の『Aの悲劇』がいい作品だったと思う。 シェイクスピアの『リア王』を下敷きにしていて、父王のことをもっとも慕っている末娘が疎まれる。もちろんこっちは王ではなく末娘が主人公だけど…

一条ゆかり『アミ…男ともだち』 1973年 集英社

一条ゆかりの古い作品を読みたくなってウィキペディアを見ていたら、『アミ…男ともだち』という作品の項目に、 萩尾望都の『雪の子』(1971年)や『11月のギムナジウム』(1971年)との類似性を指摘され、現在ではあまり語られない傾向にある。 (アミ…男と…

佐原ミズ『私と私』 2018年

『ひげを剃る。そして女子高生を拾う。』のコミカライズを読んで、似たような話を読んだことあるな、女子高生にいきなり告白されるんだっけ、確か男はサドル泥棒で、何でそんなやつに惚れたんだ?ってなって、何となく佐原ミズの作品のような気はしてたけど…

杉しっぽ『無理矢理ウエディング』 フラワーコミックス 2013年

怪作として名高い「芋けんぴは恋を呼ぶ」が収められている『無理矢理ウエディング』を読み終えた。全7作だけど、うち2作は番外編で5作プラスアルファという感じ。 早速芋けんぴから読み始めたのだけど、意外とまともでちゃんと少女漫画になっていた。テンプ…

ベルサイユのばら

NHK BSプレミアムでベルサイユのばらの放送が始まった。アニメはまだ見たことがないのでどうなるのか知らないけど原作のかなり大雑把な感想を書いておく。 オスカルは近衛兵で王室に対して敬愛の念を持ちつつ、革命勢力にもシンパシーを抱いている。作品自体…

MASTERキートン(勝鹿北星・浦沢直樹)の「エルザ・ランチェスター」(ネタバレ)

MASTERキートンの「エルザ・ランチェスターの思い出」と「エルザ・ランチェスターの復活」がちょっとややこしいので(なるべく)時系列順にまとめたい。 まず、エルザ・ランチェスターは実在した女優。*1ノリッチ大学に伝わる「映画館で自殺してゾンビのよう…

キャンディ・キャンディとモリー先生との火曜日、濃厚な人間関係

いがらしゆみこ「キャンディ・キャンディ」 「キャンディ・キャンディ」を読んだ。子供のころにアニメやってたけど本編を見た記憶がほとんどなくてテーマ曲だけ覚えてる。「笑って〜笑って〜笑ってキャンディ〜」なんていうくらいだから笑ってられない出来事…

BANANA FISHの大まかな感想

吉田秋生のBANANA FISHを読み終えた。大まかな感想を書いておく。 とりあえず英二がまるっきりお姫様なのが気持ち悪かった。例えばアッシュがすねるのを見て喜ぶシーンとか。私の前でだけこんな表情を見せてくれるみたいな。 だったら何で女じゃ駄目だったの…

齋藤孝とシェイクスピアと少女漫画

自分でも長いこと忘れてたけど、シェイクスピアと少女漫画を読むきっかけになったのが齋藤孝の「座右のゲーテ」。主にエッカーマンの「ゲーテとの対話」からゲーテの言葉を引きながら、著者の解釈やそれを応用した考え方が書かれている。 ゲーテとシェイクス…

萩尾望都

横森理香と萩尾望都 まだ一部しか読んでないけど、横森理香の「恋愛は少女マンガで教わった」に大人になりたくない少女が自らの女性性を嫌悪する、みたいなことが書いてあった(微妙に違ってるけど)。それを読んだ時は気付かなかったけど、そのことが「11人…

神話と聖書と手塚治虫

神話と聖書と学問 最近読んだ本で一番面白かったのが「知の分類史―常識としての博物学」。大まかに言うと、博物学や百科事典における分類を通して人類の知(具体的に言うなら、人類が何を知っていたのか、それをどう理解していたのか)の歴史をたどる、とい…

ニーチェと少女漫画

作者に都合のいい世界と女に都合のいい男 少女漫画の、というか少女漫画にありがちなことで、嫌いな所が二つある。一つはやたらと交通事故が多い所(書いたときはそう思ってた(というか自分の中の統計上では実際そうだった)けど、そうでもないかも)。もう…

僕等がいた

NANAのほかにもう一つ毎週欠かさず見てるアニメが僕等がいた。今週最終回。漫画で言うと8巻の所で終わり。 内容はとにかく煽情的。全部が全部計算というわけではないんだろうけど、上手いこと感情を煽り立てて擬似感動体験をさせるような感じ。って何か物凄…

NANA

今週のNANAのNANAの部屋でも紹介されてたNANAの英語版をずいぶん前に買った。1巻もあったけど2巻だけ買った。日常会話に応用できそうなのと日本語で読んだことがあるのでNANAにした。本屋でたまたま見かけただけで他に色々選択肢があったわけじゃないんだけ…